トンボの死

KOCOMATSUに迷い込んだ一匹のトンボ。天井が高過ぎて、外に出してあげることも出来ず、3日間ほど羽音を立てていましたが、今朝背の高いステンドの前にある彫刻を置いた台の上で動かなくなっていました。

 その姿は、まるでアートしたように美しく良い感じの場所にありました。何故こんなところで死を迎えたのだろう..とかなり不思議な気持ちで、何度か見つめ直しました。窓を開放する季節になると、どこかに迷い込んだ蝶やトンボや色んな虫たちとの出会いがあるものです。

 可能な限り、外に戻れるようにしているつもりですが、知らないうちに力尽きて死んでいる事が多いのだろうとおもいます。

 一匹のトンボの死に場所を見ているうちに、自分の死に場所は、このトンボのように、よくぞここで最期を迎えたなとなるのかどうか...。このトンボのように最期を迎えられたらいいだろうな~と思います。すごく自然で、さりげない感じがほっとします。

 どんなふうに生きるのか。それは大切だと思うのですが、最後の最後の死に方も、それなりに大切だと感じます。突発的な死や、緊急入院になると、ほとんど自分の生活の部分から切り離されてしまいますから、ほとんど思うようにならないと考えた方がいいのでしょう。

 まあ、彫刻の前で眠るようにとはいかないにしても、十分満足して終わったな~と納得できて、見送る人たちが力を得られるような最後が良いな...。

 秋の夜長の徒然日記は、トンボからの意味深なメッセージでした。
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by ravenono | 2010-09-10 19:40 | KOCOMATSU
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