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あしたはどんな感じだろう

この25日はKOCOMATSUで屋久杉玉磨きのセミナーが開かれます。どんなことになるのか、なんとなく想像して楽しんでいます。実際は、多分もっと違う何かを感じる時間になるのだと思います。

 倒れた屋久杉が流木となり、やがて浜に打ち上げられる。その流木を手にし磨く。香りを放ち、形を変え、球体になるまでの時間。この日のために、もし屋久島の檜を送っていただきましたが、思わぬアクシデントで製作時間が取れずに、その日を迎えることになりそうです。

 KOCOMATSUには、光が差し込み、屋久杉と屋久檜の香りが満ちるでしょう。クリスタルボウル、インディアンドラム、ラブフルート、歌声が小さな空間に広がる時間。

 あたかも木の洞(ほら)のようなKOCOMATSUには、この日、この時間のために不思議な妖精たちが集うことになるでしょう。人の姿、その存在を当たり前のように受け止めていますが、よくよく見ると、なんとも不思議な存在ではないかと思います。

 身近な動物たちの目になって、人という存在を見ると、かなり個性的な生き物だろうと思います。人は自分たちを中心にこの世界を眺め、意味や価値を決めようとしていますが、ともすれば傲慢になり愚かな状態を生み出してきたのかもしれません。

 体験的には、人間中心の発想よりも、生き物を始め、この世界の存在は同じように尊いし優劣はないと知る方が楽しくもあり嬉しくもあります。

 どんな時間が待っているのでしょうか。何となくですが、厳しい冬の空にもどことなく春が来るよ~という空気が紛れ込んでるような気がします。勿論、北国の春はまだしばらく先なのですが...。ツララから落ちる雫の速さを見ていると、微妙な変化を感じます。
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by ravenono | 2011-01-24 12:22 | ライブ案内

屋久杉玉からスタートです

今年のKOCOMATSU最初の催し物は屋久杉玉磨きになりました。八角形の屋根の上には、降り積もった雪がまるまる乗っかっています。角が見えなくなってまあるい屋根のように見えています。

 まあるいものは、どこか心を和ませるようですから、屋久杉の玉を磨いて作る時間は、素朴な中に大切なものが詰まっているような気がします。雪の輝きを反射するステンドの光の中でクリスタルボウルやドラムやフルートの音色がぐるぐる廻る時間。キャンドルの輝きの中でゆったり流れていく時間。

 どちらもそれぞれに豊かな時間になりそうです。屋久杉の香りも心地良さそうです。新しい年になりましたが、格別、催し物を計画していません。この1月25日の屋久杉たちとの触れ合いが、どんな流れと繋がっていくのか楽しみです。お時間が取れそうな方は、声をかけてください。午後1時から5時・6時半から10時の二回、参加費3500円です。

 この他に一つだけお知らせです。北国の生活とステンドグラスの輝きをテーマにしたセミナーを開きたいと思っています。KOCOMATSUのステンドグラスを手掛けたステンド作家、石戸谷氏を講師に予定しています。生活の中にステンドグラスがあると、季節の変化をさらに豊かに感じられるように思います。高価すぎるとか、原色で組み合わされたステンドグラスのイメージを、もう一歩進めてみると新鮮な世界が広がるまもしれません。詳細が決まりましたら、改めてお知らせしますので、楽しみにお待ちください。
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by ravenono | 2011-01-18 17:26 | KOCOMATSU

光時計の夢を楽しむ

日中の気温はマイナス16度。冷たいと云うよりは、痛い。手足も耳も油断すると感覚を失いそうになります。そんな中で連日の除雪作業。きらきら輝く雪の美しさに満足しながらも、肉体はバテテいきます。
それでもこれまでの降雪の遅れを取り戻すかのように降り続けています。

 KOCOMATSUもすっかり雪の帽子をかぶって、冬のど真ん中ファッションを楽しんでいるようです。室内が暖まるのは、ストーブを点けてからほぼ一時間。気温と光と暖房のコンビネーションを楽しみたいところですが、暖房も上手に使う必要がありそうです。

 雪の降り積もる中で、ゆったりと過ごすのはなかなかの贅沢ですから、来客のない時は外出と同じ服装で過ごしています。太陽が随分低いので、差し込む光もどこかおとなしめです。

 この小さな空間を巡った光を思い起こしているうちに、KOCOMATSUそのものが光時計のようだと気づきました。こう書いているうちに、ちょっとした光時計のオブジェがあっても面白そうな気がしてきました。日時計ではなく、光時計です。

 オブジェやデザイン系のコンペなどに久しく顔を出して居ない自分がいます。この冬は、キャンドル灯しながら、光時計のアイデアをデッサンしてみるのも面白そうです。出来ることなら、それを実際に立ち上げるところまでいけると、さらに面白そうです。

 寒さが厳しい時だからこそ、浮かび上がってくることがあるようです。まずは場所の確保。そして具体的なデザインと工法の検討。少し本気になりかけてるのが面白くて、夢も広がります。

 寒い夜にアツアツの紅茶を飲みながら、こんな夢を語り合う時間があったら、KOCOMATSUはさらに楽しい場所になりそうです。
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by ravenono | 2011-01-12 17:49 | KOCOMATSU

マウンテンウーマン

KOCOMATSUに戻ってきたマウテンウーマン。ラブフルート盗難事件を知って、励ましのためにやってきてくれた彫刻家M/Iさん。なんとも温かく思いやりに満ちた対応に、ほっと一息でした。

 マウンテンウーマンは彼女にとってとてもシンボリックな作品です。作品を紹介するためKOCOMATSUにいてもらったのですが、展示会などの時は出張しています。私が買い取った訳ではありません。むしろお借りしている立場ですから、レンタル料を払わなければならないのです。

 そんな素敵な彫刻を抱えて、いそいそと定位置?に収まったマウンテンウーマン。なぜかホッとします。落ち込んでいるであろう私を心配して励ましに来て下さる。その行動を見ていると、こういう心が作品になるんだな~としみじみ思います。

 あれこれ事件の経過をお伝えしながら、最後は今年はどんな作品が良いかな~という話題になりました。とっさに、「すべての人に石が必要」という絵本の再販をテーマに、自然と人の思いが合わさった石の作品展をやってみない?と言ってしまいました。なかなか微妙で、難しいチャレンジではあるけれどやりがいがありそうだと勝手に思っています。あとは、彼女の動きを見ながら、時折声をかける程度が良いと思っています。

 そんな話をしながら、自分は自分でこれまで演奏では使っていなかった樹種を使って、新しい動きを始めています。今年は、新しい仲間を増やして演奏に臨みたいと思っていましたから、踏み出すにはいいタイミングとも云えそうです。

 まずは、新しい笛たちを用意してKOCOMATSUで奏でてみよう。そんなフルート達がゆっくり姿を現し始めています。
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by ravenono | 2011-01-06 20:20 | KOCOMATSU

沈黙のKOCOMATSU

年末年始はKOCOMATSUでのんびり過ごそうと思っていましたが、29日のアクシデントですっかり予定が狂ってしまい、まったく足を踏み入れないままお正月が終わってしまいました。

 冷え切った内部が温まるまでに1時間以上灯油を点火しておく必要があるため、経済性を考えている事も理由の一つではあります。一時期の灯油高騰ほどではありませんが、自宅と工房とKOCOMATSUを維持するのはたやすくはありません。

 この1月は、8日の吹き初めの時に、まだKOCOMATSUを訪れていない方々をお招きできればと思っています。吹き初めメイン会場は、島松駅前の夢創館。サブ会場がKOCOMATSUとなります。どちらでも居心地の良い場所で過ごしていただければと思っています。

 賑やかな集まりを楽しんだり、静かな光の空間で過ごしたりしながら一年のスタートを切りたいと思っています。

 小さなKOCOMATSUで起こった様々な出会いが、今年の新たな流れを生み出していきそうです。場所ができると云う事は大きな変化の始まりでもあるわけです。勿論、場所が失われることもまた、変化の始まりを示しているのだと思います。

 場が生まれるにしろ、失われるにしろ、その影響は波紋のように広がって行くのだと思います。この一年のKOCOMATSUを巡る出来事をゆっくり記していくつもりでおります。

 どうぞ、よろしくお願いします。
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by ravenono | 2011-01-06 01:45 | KOCOMATSU