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来訪者88人目・青くて背の高いステンドグラス

 まだちゃんとしたオープンをする前にKOCOMATSUの来訪者が88名ほどになりました。再度訪れた人の数は入っていませんが、140~150名ほどの方々をお迎えしていると思います。とても嬉しく、感謝しています。
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自宅の狭い敷地に建てられた小さなスペース.。来られた方々がどんな印象を持たれたかはわかりませんが、出来るだけゆったり過ごしていただければと思っています。

 自分の心が静かに、ゆっくりと本来の状態になっていくまで待つ。そんな場になって行けばいいかなという気持ちでお出迎えしています。

 KOCOMATSUには時計がありません。光の移ろいがあるだけの空間の中にいると時間という考えかたが薄らいでくるようです。年月で区切った人生の捕らえ方とは違ったところで自分を感じ始めるのかもしれません。

 今朝は早朝からトドマツ・ラブ・フルートのチューニングを手掛けていたのですが、ようやく調整を終えてKOCOMATSUで響きや音程の確認をしました。この時、正面右手のステンドの光がミズナラの床に不思議な水の流れを浮かび上がらせていました。

 その光をじっと眺めていると、揺らぎながら別世界の入り口へと誘っているような錯覚におちいりました。背高のっぽのステンドは一日の始まりを知らせてくれる場所に立っています。その輝きは静けさを伴いながら、ゆっくりと深い水の世界を描き出してくれます。ほぼ同系色でまとめられ、一見地味なステンドはひとたび光を受けて投影されるとき、神秘的な世界を浮かび上がらせてくれます。

 ブルーのガラスの両脇に配された微妙な色彩が絶妙なコントラストを生み出し、青の深みだけでなく爽やかさや透明感を感じさせてくれます。シンプルで奥深い..。

 このステンドはステンド作家石戸谷氏が、なぜステンドと関わり続けるのかという問いへの答えの一つのような気がします。日々刻々と光の移ろいは変化し続けていますが、いつかこの光を感じてみてください。
by ravenono | 2010-07-04 11:45 | 光の移ろい
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