響きでいっぱい

KOCOMATUが午後から夜中まで人と響きでいっぱいになりました。生音で、車座になって、じっくりゆっくり響きを楽しむライブが開かれました。演奏者も来場者も、それぞれに満足感でいっぱいの贅沢で幸せな時が流れました。

 ちっちゃくても、いえ、ちっちゃいから生まれること、出来ることがあるのだと思います。みんなが響きに包まれるスペース。それぞれの楽器や歌声が持つ美しさ、素晴らしい世界が自分たちの身体も心も満たしてくれる世界。個々の響きが持つ、素敵な響きをじっくり、ゆったり感じて過ごせるように..。そこにいるだけで、心が感じている事に気づくようなスペース。

 ここに集まって、ここから向かっていく..。屋根の上の風見ガラスが、見えない道を指し示し、それぞれの矢が向かうところに歩いて行く..。8本の柱で囲まれた小さなスペースから、それぞれに必要なメッセージを受け取るのだと思います。

 色んな世界で生まれた楽器たちが見せてくれる不思議な響き。5人の演奏者が、それぞれが辿ってきた様々な心の思いを凝縮させ、表現し、分かち合う空間。それを生き生きと反響させ、みんなを響きで満たしてくれるKOCOMATSU。

 森の木々が作り出してくれたスペースに感謝です。かすかな息使い、指先の動きを少しも逃さず響かせるスペースが演奏者を引き込み、繊細な響きに心を添わせる。それが聴き、感じる人々と繋がる。とっても贅沢で幸せなひとときが生まれました。

 それぞれの演奏者の姿、響きが美しく、また気高くも感じました。そして、このために足を運んでくださった皆さんの存在は、何よりもすばらしい響きの仲間でした。
 
 これからもKOCOMATSUの空間に似合ったことを、ゆるやかに、楽しみながら出来たらいいな~と思っています。

 KOCOMATSUは単なるイベント会場ではなく、その響きの中で演奏者を育み、聴衆を育み、自分たちの人生を満たしている美しく尊い世界を感じ、感謝と幸せ、喜びを分かち合うために生かされてほしいと思っています。

 プレオープンで奏でられたハンマーダルシマに続いて、馬頭琴、ホーミー、カンテレ、三味線、ディジュリドゥ、タンプーラ、ラブフルート。まだ、自分たちブルーレイバンの演奏がないという、不思議な流れが面白いです。

 この8月8日のオープンには、皆さんに加わってブルーレイバンの音色もお届けしたいと思っています。
オープンの時には、楽器に限らず、何でも持ち寄って、楽しく過ごしたいと思っています。KOCOMATSUの誕生を喜んでくださる方とのちいさな出会いと繋がりに感謝です。
by ravenono | 2010-07-29 11:26 | 響きあう
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