お茶と光の空間

 KOCOMATSUでお茶を楽しむ会が開かれました。太陽が、この日のために惜しみなく光を注いでくれました。しかも、雲たちとの見事なハーモニーもありましたから、浮かんでは消え、消えては突如現れる。変幻自在なパフォーマンス見せてくれました。

 静かで穏やかでゆったりした流れに加えていただき、心が心地良さに浸っているのが良く分かりました。いっぱいのお茶をゆっくりと味わう。その静けさの中に、新鮮な発見があり気づきがありました。

 光の振る舞い膳のように参加された方の前に降り注いだ緑の光は、差し出された御菓子と一つとなって輝いていました。ただただ、時の流れの中の身を置いているだけで、たっぷりと満たされていく心。

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 差し出されたお茶と美しい所作を包み込む光たち..。身も心も楽しみ喜んでいるのが分かります。大地から生まれた自然茶の存在感は、こうして書きとめている時にもふと浮かび上がって来ます。

 音の響きで満たされたKOCOMATSUは、一変して、静かなお茶の場になりました。こういう場や時間を大切にする生活がどんなに満ち足りた歩みを生み出すものなのか、改めて受け止めることができました。

 様々なアプローチ、行き交う言葉の数々、様々な情報や手段を駆使して忙しく動き回ることに慣れきった生活に、いつどんな風に心底休む空間と時間を差し出せるのでしょう。静けさそのものの中にたたずむことの大切さが、いつか分かち合えるだろうか..。

 何もなくても良い、そこにいるだけで満ち足りてくる。そんなKOCOMATSUでのお茶会。また、いつか開かれるかもしれません。
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by ravenono | 2010-08-04 17:33 | 光の移ろい
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