人気ブログランキング |

ウッドベースの響き

KOCOMATSUに大きなウッドベースがやってきました。学生の頃、小柄な自分は、ちょっとした台に上がって弾いていた記憶があります。軟らかさと重厚さが混じった低音の響きは、いまでもかすかに記憶しています。

 そのベースがKOCOMATSUで初音色、初響きを聴かせてくれました。建物全体がウーハーのように震えながら歌い始めました。ライブの可能性を考えるためのちょっとした交流の中での出来事でした。

 大きなKOCOMATSUの中に、響きをぎゅっと凝縮したようなウッドベースがやってきて、伸び伸びと歌い始めると、全身がすっぽり響きに包まれてしまいました。

 この響きの中で、はたしてラブフルートの繊細な響きはどうなるのだろうと思いましたが、いつもよりブレスは強めでしたが、うっすらと流れる雲のように響きました。何か新しい響きの世界が生まれるかもしれない..。そんな感覚がゆっくり動き始めたような気がします。

 いつかウッドベースのソロコンサートが生まれるかもしれません。その時は、響きの中に紛れ込んで一瞬自分の姿が消えてしまうかもしれません。自分たちが、揺らぎながら生きている存在であることを知る瞬間が訪れるかもしれません。

 KOCOMATSUならではの響きの世界に新しい空間が生まれるかもしれません。その時を待つ楽しみと合わせて、ちょっぴり予告です。
by ravenono | 2010-09-21 11:36 | 響きあう
<< 3本のディジュと十五夜の夜 木々の響き >>