ラブフルートから生まれたKOCOMATSU![]() 自宅はオンボロなので、尚更不思議に思われるのでしょう。確かに、逆の目線で見ると、何となく気になるけれど、なんだかよくわからない建物だと思います。看板が出ているわけでもないので、KOCOMATSUという名前も、分かるはずもありません。 つい先日、朝日新聞の方が取材に来られたり、昨日も某テレビ局の方が下調べに来られたりと地味に動いてはいます。夕方には、通りがかりのご婦人と目があって「ここは一体何なの?」と尋ねられました。 目と目があって、ちょっと会話して、ちょっと覗いていただく。そんなことが、忘れた頃にポツンと起こります。 当の本人も、どこからどうお伝えして良いのか決めていませんから、成り行きでお話しするしかありません。それは、テレビ局の方に対しても同じことで、木の笛を吹いたり、ハープやトンコリを鳴らしたり、光を楽しんだり、本を読んだり、お茶を飲んだり、絵を描いたり、時に音楽会なんかもあったり、格別何にもしないで過ごしたり...。色々云っているうちに、何となく自然の中の木々に囲まれたちょっとしたお気に入りの場所に似てるのかもしれません。 この8月オープンなのに、随分長くここにあったような気がするのも不思議です。昨日は、名古屋から来ていて、立ち寄りたいと連絡がありました。たった今も、旭川から電話があって、明日そこに行っても良いですか~?と。何かがあるわけでもなく、どうということもなく、行ってみたいと思って、やってくる。 森の小道を、色んな動物たちが通ったり、立ち止まったり、戯れたり。トドマツの木が、森の木々の中でも随分豊かな役割を果たしていると知らされたのは、トドマツの柱でKOCOMATSUが建てられた後のことでした。 KOCOMATSUはオープンしてさほど時間がたっていないのに、随分豊かな場所になっているな~と感じます。こちらから持ちかけるのではなく、ここで待ってると、色んな人や事がやってくる。私は、ここで笛を吹いたり、作ったりしながら待ってるだけです。 まあ、時には、自分の方が、待っている方々のところに出向くこともあるわけですが、そういうところにもKOCOMATSUに似た空間があるんだな~と思います。 こんな狭い空間じゃ、売り上げも少ないし、やってられないと感じる人は自然と足が遠のくでしょうから、そんなことより大切なことがあるよな~と感じている方たちと出会うことになるのでしょう。KOCOMATSUは利益を目的として建てられたわけではないので、イベントやライブなどで使われる方にも、規定料金はありません。心と繋がったお金を、自分で決めてカンパするというスタイルです。それは、ぼーっとして過ごした方が、ぼーっとしたままカンパカンを忘れて帰られたりすることも含めて流れています。 寒さがじわじわ厳しくなってくる11月。ラブフルートが生み出してくれたKOCOMATSUが、次にどんな世界を見せてくれるのか、ゆっくり楽しんで待つことにします....。
by ravenono
| 2010-11-26 14:19
| KOCOMATSU
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