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ひとりのじかん

 何にもこれと云った予定もない静かなKOCOMATSUの扉を開けて、ここちよい正面のステンドの光を楽しむ。気ままにCDをかけてみたり、なんとなくキャンドルを灯してみたり、8月に予定していたライブがキャンセルになったので、フルートとドラムとテントを積み込んで、美しい夜空の星と過ごしてみようかと思っています。

 月が出ていたら、どうして君はそこにいるんだって聞いてみようと思う。多分、君こそどうしてそこに居るんだいって言われるんだろうけど。あれこれと答えらしきものを並べ立てる世界から離れて過ごそう。

 そんな場所に心を誘ってくれる空間。そんな気持ちを呼び起こしてくれる空間。天井に広がる八つの梁を見上げながら、どっちの方角に行ってみようかと呟いてみて、さてと立ちあがる。

 なるほど、八方に広がる屋根には、無言で僕らの心を誘う力がある。全てのものが集まって来るようにも見えるし、ここから広がっていくような気もする。

 きょうは優しいく穏やかな光が注ぎこんでいて、心地よく過ごし、身体の調子も戻ってきたので、良い感じで遅い夕暮れを楽しめそうです。

 蜜蝋キャンドルの海運堂さんで、古くてちょっとしっかりした感じのキャンドルスタンドを見つけたので、薄れて行くステンドの光とキャンドルの光が手を繋いで、静かに離れて、次の出会いの時を待つ。そんな流れが繋がっていく中で心は何事かを呟いたりするものです。

フルート作り作業の手を休めて、静かに過ごす時間。今日はどんなお茶を飲もうか、どんな香りを楽しもうか、ゆっくりと絵本を広げたり、時に分厚い書物に目を通したり、こういう時間が自分の足元にあることに感謝です。
by ravenono | 2011-07-04 16:08 | KOCOMATSU
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