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チェルノブイリと福島原発 レポートその7

12.
1996年から2007年に、160,000人を超えるBelarussianの子供達は18日から25日間の治療コースとして経口的にVitapect(1日に2回の5g)を服用することにした。その結果はそれぞれの治療コースの後でCs-137放射能レベルは平均30%から40%の減少を示した。長期の経験に基づいて、BELRAD研究所は、放射性の汚染された領域に住むすべての子供達が従来の配給食糧とともに経口的なペクチン添加された食品を毎年4回のコースで治療を受けるように勧めている。

過去11年間のBELRAD研究所の活動からみて、327,000人を超える子供達の体内に含まれているCs-137のレベルをコントロールすることで放射能恐怖のアラームを惹起することなく、被曝予防についての知識の普及と個人的な責任のもとに各人の健康についての優れた留意感覚をもたらしたといってよい。

13.3 放射線直接測定に基づく被曝予防の新しい原則

過去11年間のBELRAD研究所の経験から放射能に汚染された被災地における効果的な被爆予防は、子供にとっては公的に認められている危険被爆線量(i.e. 15~20 Bq/kg)の30%になったら治療介入しなくてはならない


1. 極度に汚染されたBelarussian地区で個々人に集積されているCs-137の全身放射線量の直接測定は、10サンプルのミルクと10個のジャガイモに集積しているCs-137の量に基づいて公的に決められた線量であり、過小評価されているために年間の人への被爆線量はそれの約3倍から8倍になる可能性があり、効果的な被爆予防からみて当てにならないことを示している。

2. 真に汚染された人々の放射被爆線量は全身を直接測定する方法で得られたCs-137被爆線量のデータに基づくべきであることは明らかである。それはまた体内に集積された放射線量を示すものである。このことはChernoblyによって影響を受けるBelarusの各地区からの地区特産の実際のサンプルを通じて行われるべきである。

3. 医学的評価を含めて体内に集積されたCs-137線量の全身的測定を用いることによってのみ原因との相関関係が明らかとなり、体内の病的状態の悪化と人々における体内放射性核種の集積状態が共に明らかになるはずである。この時期においても、Chernoblyの汚染地区としてのBelarus, Ukraineと,European Russiaからのみ得られるデータであることを認識すべきである。ここに掲げた資料は被曝予防の計画的推進に誠に大事なものであり、人々を治療しBelarus地区の最小の被曝の人々をも救うべく意識を持つことのコミュニティを世界的に広めることを説得すべきである。その結果、Chernoblyの大災害の次元が理解可能となろう。

13.4
Chernoblyの子供達のための国際的な援助が特に効果的であろう場所は世界中でChernoblyで起きたような核溶解に帰する大災害を長期的に対処できる国はほどんとないといってよい。特に被害の大きかったUkraineやBelarusなどの国々は国際連合や国際的組織から援助の手を差し伸べなくてはいけないし、個人的にも又個々の財団も同様であろう。

年間を通じてChernoblyの子供達が10万人規模で健康を快復すべく他国で治療を受けている。多くの国の医師達が被曝汚染されたChernobly、この歴史上かってないほどの大災害の被災地においてその影響を最小限にとどめるべく無料奉仕で働いている。


食品材料のモニターのための長期にわたる経験、また被爆地区に住む住民の身体に蓄積された体内放射性核種のレベルなどそれを基礎資料として、国際的にも国内的にも効果的なプログラムを邁進すべく以下のような提案をさせていただきたい。

・ 体内に集積した放射性核種レベルと関連して、特に子供達にどのような病気があり、その頻度を検討する研究組織

・ 全ての被爆地区に、特に子供達であるが正常な個々の放射線量の分析と計算、これを遂行するためにBelarus市は移動実験室を置くことで8名、あるいは12名、15名の増員をする。Belarussian systemと同じく実際に科学的な臨床センターなどを立ち上げ、高放射能集積の集団を個々に定期的に放射線量の分析を行う施設をUkraineとEuropean Russiaに建設したい。

・ 種々のペクチンを基本とした食品と飲用物を、特にりんご、干しぶどう、ぶどう、海草を中心に商品化する。特に被爆地区において避けることのできない食品を摂取せざるを得ない時には個々人の被爆予防の効果的方法として放射性物質の除去に役立つものとして開発する。

・ BELRAD Instututeの経験を利用して、独立した放射能の監視と地域の食品群の放射能のコントロールをする。これらまでの施設を取り替えることなく、既存の公式なシステムに追加する。

・ 予防的監視のために経口摂取用のペクチン含有食品の定期的コースの設定などである。

Chernoblyの極度の放射能汚染地区においてこの大被害の実情の22年後が示したものは国際的にも認められる個々人に対する放射線量の限界は1mSv/年程度である。それの原因は地域で汚染された生産物をどうしても摂取消費せざるを得ないからである。このように、体内に集積する放射性核種のレベルをでき
るだけ少なくするための最終的忠告としては汚染されていない食品を摂取することである。

 しかし、汚染されていない食品が入手できない地域の人々には吸着性に優れた放射性核種の除去のできる可能性のある食品を提供するべきである。

放射性核種の吸着性に優れた、あるいは少々劣るが効果的な食品は存在する:例えばアルギンギン酸に富む海藻類を用いた食品類はSrを減少させ, 鉄とシアン化銅(例えば、フェロシアニド青)はCsの減量に役立つ。活性炭やセルロース、種々のペクチン類は体内に蓄積された放射性核種の排泄に効果的である。
特にアップルペクチンを含んだ食品は、治療的意味合いもあってCs-137の放射性核種の排泄に効果的である。では我々は何をなすべきか:

・ 充分に有効な成分量を含んだ食製品を用いてCs-137体内集積を減らしなさい
--
吸着剤の混じった飼料を雌牛に供給して、得られたミルクからクリームとバターを生産するように、またミルクを分離しておくようにする。

・ 子供と妊娠した女性の身体から放射性核種の除去と重金属を増大させないためにクリーンな食料品、特に除去機能を持った食品類を提供して護りなさい。

・ 地方の食料品と生活様式を考慮して既存の入手可能な食品の放射性核種汚染と、住民(特に子供)の身体の中の放射性核種濃度の測定レベルを住民に知らせるべきである。

・ チェルノブイリで汚染された地域の人々のため、被曝予防の効果的な手段として、ライフスタイルの中に規則的な放射性核種除去方法の実行の仕方を指導するべきである。

和訳責任者 田澤賢次

富山医科薬科大学
名誉教授
(住所 富山県射水市南太閤山7-18)

電話:0766-56-5631
携帯:09093939649

メールアドレス:
tzwa@vanilla.ocn.ne.jp


使用されている
原子記号の金属名

Cu:銅     Cr:クローム     Cs:セシュウム   I :ヨウ素

Rb:ルビジュウム   Pu:プルトニュウム    Zn:亜鉛

Ce:スカンジュウム   Co:コバルト   K:カリウム

Sr:ストロンチュウム   Ca:カルシュウム   Fe:鉄
by ravenono | 2011-07-12 03:06 | KOCOMATSU
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