人気ブログランキング | 話題のタグを見る

KOCOMATSU感謝会2011.8.7

KOCOMATSU感謝会2011.8.7_d0178682_232144.jpg
KOCOMATSUの一周年感謝会がこの7日に開かれます。このスペースについて格別な宣伝もせず、ほんの少し前に入口あたりにサインが立てられたばかりでした。近隣の方々は、あれはいったい何だろうと噂し、誰も知らないままに、勝手に想像している。これがまた、楽しく面白い。

 この時期は、あの空き家に幽霊が出るみたいな噂がもっともらしく囁かれたりします。確か子供の頃にも、そんな話をあちこちで小耳にはさんだ事がありました。

 サインの文字はしっかりデザインされたローマ字表記ですが、発音してみてもよくわからない。カタカナでシママツのココマツと表してみると少し覚えやすいかもしれません。これといった観光地もなければ、特産品もない小さな駅があるだけ。町と云うより、村に近いかもしれません。

 自分の感覚では、どうしても島松という文字が土地と繋がらないままでしたが、アイヌ語でシママップとかシュママップと呼ばれていたという説明が一番しっくりきます。文字だけ見ると、三陸の松島と何か関係があるのかなと思ってしまうけれど、実際には何の関係もないのです。音を文字に当てはめただけのことでした。

 それでも、北海道の地名がアイヌ語と関連して名付けられている事は大切なことであり、良かったなと感じます。もう少し踏み込んで、アイヌ語の発音をカタカナで表現しているように、地名を全部カタカナで表記しても良かったような気がします。北海道全部、どこへ行ってもカタカナの地名になっていても良いかもしれません。

 このシママツから同じ高校に通っていた一年先輩の田中久雄さんが、今回KOCOMATSU一周年の感謝会に来てくださりコントラバスの演奏をしてくださいます。学生時代に、一緒にフォークソンググループを作って活動していたことがあります。田中久雄さんの卒業後は、自分で新しいユニットを組んで学校祭などでギターを弾いたり歌ったりしていました。

 20年ほど前に、ジャズ喫茶でベースを弾いていた田中氏の姿を見かけたような記憶がありますが、実際に顔を合わせてお話ししたのは多分40年ぶりくらいです。それぞれが音楽に関わりプロとして演奏に関わっている事が、どことなく嬉しくもあり、懐かしくもあります。

 深く、力強く、優しさに満ちたウッドベースの響きを堪能します。大地の響きと風の歌が重なりあうコラボも予定しています。長い年月を経て、いま彼の人柄に触れてみると、彼自身が素敵な響きを持って生きている事を感じます。

 これまでにも何人かのベース奏者と関わってきましたが、結果的に今回の出会いが最初の演奏になりました。一つの楽器や声の響きを、生音で、一切の音響を使わずに、たっぷりじっくり感じてみたい。そんな流れをこれからも続けて行きたいと思っています。

 自在に奏でられるコントラバスの響きに支えられて、木々の響きが風のように流れ、天空を舞う。そんな時間になると思います。当日は、島松の鳴るこ祭りもあります。おいでになられる方は駅からKOCOMATSUに辿りつけずに、祭に巻き込まれるかもしれません。どうぞ脇目を振らずにお出かけください!
by ravenono | 2011-08-05 02:32 | KOCOMATSU
<< KOCOMATSU一周年感謝会... アイヌ長老と12時間 >>