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KOCOMATSU一周年感謝会レポート

KOCOMATSU一周年感謝会は夏らしい陽気の中で、木陰にテーブルを並べて始まりました。当日も翌日も、その翌日も北海道には珍しく30度越えの日が続いています。こういうときは、木陰のありがたさが良く分かります。

 強い日差しを避けて、小さな池のそばの丸太の椅子に腰かけ、時折かすかに流れる風のありがたみを感じながら過ごす時間は良いものです。
 
 来場者を待つ間に、先に来られた方々でKOCOMATSUのマークをデザインしてくださった長谷川大さんの作品を好き勝手にペタペタ貼って回る遊びの時間を持ちました。この春に開かれた展示会の時に使った大量の資料やカラフルなKOCOMATSUマーク、完成に至るプロセス、スケッチの数々を思いつくままに貼りました。

 入口にはとびっきり大きなマーク。そして、看板も、小枝も、葉っぱも、椅子も、テーブルも、壁も足元もドアも、窓も、KOCOMATSUでいっぱいになりました。小さな子供さんもいて、楽しんでいました。自分なりのアイデアと他の人の目の付けどころが合わさって、賑やかで面白い空間が出来上がりました。楽しみと接待と料理や食事、談笑、演奏などで写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。

 田中久雄さんのウッドベースの響きがステンドから差し込む光と混じり合い、KOCOMATSUは予想以上に豊かで深く心地よい響きに満たされました。軽妙なトークと抜群のセンスで奏でられるウッドベースは、彼の演奏体験の豊かさを印象付けてくれました。幅の広さと柔軟かつバランスのとれた演奏に、一同うっとり、たっぷり重厚かつ幅の広い演奏を堪能する時間になりました。

 午後の最初の時間にはボサノバを歌う方もおられ、即興で二人が演奏し歌うサプライズがありましたが、ベーシストの本領発揮の時間になりました。とてもその場で初めて生まれたとは思えない素敵な時間でした。また、ウッドベースにラブフルート、そこにディジュリドゥーのTさんも加わったり、みんなでリズムを刻んだり楽しい時間もありました。

 しばしくつろいで、夕方から始まった演奏は来場者の顔触れも変わり、新しい雰囲気の中で過ごしました。夕方の光が新しい空間を作り出し、音色の感じ方も微妙に変わりました。薄暗がりの中に淡く差し込む光が響きをさらに豊かに引き出してくれました。各自が鳴りものを手に参加した演奏も心地よいものでした。

 ひとりひとりが十分に納得、満足、感動を口にし笑顔で帰られました。一つの楽器の響きを、じっくり、たっぷり、生の響きとして感じる空間。それを象徴する素敵な時間になりました。40年前のフォークバンドユニットが、ウッドベースとラブフルートで再会し、二人の演奏が生まれました。
 
 KOCOMATSUの次の風は、どこからどこに吹いて行くのでしょう。小さな空間だけれど、足を運んで心底良かったと思える事を、じっくり、ゆったり、思いつくままに継続していこうと思っています。徐々に、KOCOMATSUが自分たちの場として共有できるようになっていくといいなと思っています。

 ゆっくり自分の心から生まれる木々の響きを感じたくなったら、足を運んでみる。自分の内側から浮かび上がってくる響きの中で自分自身を深く感じる。そんな空間がある。それがゆっくり伝わり、必要な人がやって来る。そんな循環が続いています。これまでに足を運んでくださった方々に、心から感謝します。そして、これからやって来るであろう方々を心からお待ちしています!
 
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by ravenono | 2011-08-09 15:01 | KOCOMATSU
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