ミズカンリンバ&ラブフルートコンサート
KOCOMATSUという空間がある事が当たり前のようになり、いろんな方が扉を開け声を交わしてくださるようになりました。
小さな空間だけれど、セミナーを開いたり、コンサートがあったり、座談会や交流の場になったり、レッスンやワークショップや小さな展示会が開かれたりしています。 個人的に絵を描いたり、本を読んだり、お茶を飲んだり、さりげないお話をして過ごす方もおられます。 感謝の気持ちを受け取って支えられて来たKOCOMATSUはこれからどんな場を生み出してくれるのでしょう。 東北大震災直後に開かれた集いから一年と少し時間が流れ、一連の報道が震災一辺倒から福島原発、さらに原発再稼働へと移行し、政治と経済中心の発想から抜け出せない現実を目の当たりにしています。 命優先は建前で、経済優先が当然とされるのは今に始まったことではないでしょう。自分自身が命そのものでありながら、自分自身が危機に直面するまで何が大切か見えて来ないのでしょう。 何をどう訴えて見ても、相手の声が心に届かない生き方。それより自分の側の理念や価値観が優先されてしまう。これは一対一の個人的関係にも通じる現象です。どうしてこんなにも気持ちが通じないのだろうという状況は至る所にあるような気がします。 命を失うことが目に見えていても、戦争に向かわざるを得ない理由がある。大義のために命を失ってもいた仕方ないという奇妙な価値観はどこにでもあるような気がします。 そんな人間の未熟さが、呆れるほど長く歴史や社会を支配していますが、そんな中でも淡々と何が大切なのかを明確にし、誠実に命を使おうとしている人がいることもまた確かです。 この22日の夕方に、KOCOMATSUでミズカンリンバコンサートが開かれます。命や水の大切さをメッセージとして届けておられる丸山祐一郎夫妻が立ち寄られることになりました。 以前から僕もコンサートで使ってきたミズカンリンバの生みの親がやってくることになりました。もし、集われる方がおられれば一緒に過ごせるといいですねという楽な感じのコンサートです。僕もラブフルートを吹いてお二人の中に加えていただこうかなと思っています。 ブルーレイバンの演奏の中に「水をください」という曲があって、屋久杉の小さなフルートで演奏しています。このテーマは透明で純粋な水を求める心と透明で純粋な水を届けようとする心の出会いです。 今回はそれぞれの旅の中で伝えてきたメッセージが小さなKOCOMATSUで出会う大切なコンサートになりそうです。それぞれの支援活動の報告や今後のこと、とりわけ子供達のことをテーマに、コンサート後の時間が流れそうです。
by ravenono
| 2012-06-19 11:33
| 響きあう
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