新たな活動のスタンスのために
東北支援の活動は新しいスタンスを取る必要がありそうです。現地の状況の変化と同時に支援しようとする側にも変化が生まれているような気がします。
変化は当然なのですが、万然としていると時間だけが過ぎ去って行くことになりそうです。人の意識は波のうねりのように、起伏しながら変化し続けますが、全体の動きを慎重に見詰めながら、次の一歩を踏み出したいものです。 内部被曝を軽減させる取り組みをしている保育園の園児たちの命を守るために始まった活動は、この3月と7月の活動で一区切りが付きました。それは支援を休止するという意味ではありません。屋内での遊びの場に少しでも変化を持って取り組めるように出来ることをしようというスタンスをから、次のステップに向かう必要を感じています。 それは次に何をして行く必要があるのかを知るための活動です。それは現地の方々も支援者側も一緒に見つけて行く必要があるように思います。放射能に関する認識や意識の違いが明確になり、コミュニティーは明らかに分断され始めています。 その結果、支援のつもりが余計なお世話に感じられたり、ありがた迷惑にさえなり兼ねないということにもなるでしょう。自立の必要性を感じている現地の方々もおられれれば、支援者の中でも支援し続けることは難しいと感じている方々もおられます。勿論、まだまだ助けは必要ですが、内容は変化して行くでしょう。 活動の当初から感じてきたことを、具体的に実践する必要を感じています。それは、少しでも現地を直接感じ、知る機会を持てるようにということです。まず、顔と顔を合わせて会話するというコミュニケーションの基本的な場を持つことでしょう。 こちらから現地に行くことと同時に、現地の方をこちらにお呼びすることが必要だと感じています。自分が置かれている場を離れて、足元にあることを新たな視点で見詰めることが 必要だと感じています。 今現在は、現地で伺ってきた声を実践するために活動を継続しています。具体的には、タングロンを希望者のために橋渡しをする活動。保育園(福島県相馬市)、放射能測定室(福島県相馬市)、山形県に避難している親子のためのサロン(山形県米沢市)、宮城県 仙台市及び近郊の方々などに、新鮮な野菜を希望する方々へ地元の農家の協力を頂いて有機野菜やお米などの橋渡し。スマートボールを楽しみながらタングロン支援基金を集めること。地元でタングロンを購入することで一部を支援基金に使うこと。活動の報告をまとめてこれまでの協力者の皆様にお伝えするといった活動をしています。 必要のある地域はあまりにも広いのですが、顔が見え、直接理解し合える繋がりを大切に地道に続けて行こうと思っています。 次の具体的活動は、 子供達にタングロンを届けること。 お手玉を作りサロンなど必要な場所に届ける事。 現地に出掛けて会話する人を送り出すこと。 現地の方々をお呼びしてこれからの事を一緒に考え行動することが中心になります。 そのための必要経費のための支援をお考えの方はどうぞ声をかけて見てください。勿論、具体的に参加を希望される方もお声がけください。 支援金の振込先 ゆうちょ銀行 記号 19010 番号 13399611 名前 タングロン支援基金(タングロンシエンキキン)
by ravenono
| 2012-10-31 02:27
| KOCOMATSU
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