この冬は影絵を楽しんでみようかな
秋色の風 IN Kocomatsuライブが終わり、いよいよ本格的に冬の準備がスタートです。自宅のお風呂は石炭を焚いているので、木を切って焚き付けを作る仕事が待っています。
子供の頃は、この時期になるとマキ切り屋さんがやって来てひと冬分のマキを切ってくれました。秋の陽射しがまだ暖かく、雨が降らない時に大きな丸ノコを使って、チューン、キーンと大きな音が響いて次々とマキの山が出来上がります。 そのマキを家の壁沿いに積み上げて冬に備えます。小さな木の家の中にマキストーブが付いて暖を取ります。子供はストーブのマキが燃え切らないうちに様子を見て外に積み上げられたマキを運んでこなければなりません。 これがなかなか厳しい作業です。寒いし、マキは凍ってしまい思うように取り出せませんから、ちょっと泣きそうなくらい手が冷たくなります。 今ではマキストーブはオシャレな感じですし、炎が見えて素敵だな〜と思う人も多いでしょう。けど、僕の頃の貧しい家ではストーブは薄っぺらな鉄板で出来てましたから、熱くなると真っ赤っかになって身体を離さなければならないし、勢いがなくなると急激に寒くなりました。うっかりすると火が消えてしまい凍えながら冷たい布団に潜り込んだものです。 ストーブの上に湯たんぽを置いてシューシュー音がしてくると栓を閉めて布団に入れます。朝方は冷え込みが厳しく、冷たくなった湯たんぽを抱えて目が覚めることが多かったです。 Kocomatsuにはレインボウストーブがあって灯油を燃やして暖を取りますが、これは冬のちょっとした楽しみです。真ん中で暖とほのかな灯りがあって、気ままに絵本を開いたり、楽器を楽しんだり...。 この冬はずっとやってみたかった影絵を楽しんでみたいと思っています。 影絵 IN KOCOMATSU 光と影 シルエットから感じるもの。それぞれが楽しみながら生み出した影絵を持ち寄って、何気なく過ごす冬の夜。声も楽器も冬ならではの響きになるでしょう。 ことさらな告知はしませんので、それとなく楽しそうだねという囁きが伝わって、のんびり集まる感じになるのかな...。 いつがいいのかな.....先日参加したアースフェスタの時、でっかな影が現れてとっても面白かったから、KOCOMATSUに限らず雪原に浮かび上がる影絵を試してみるのも面白そう。誰か一緒にやって見たいなと思う方がおられましたら、お声がけ下さい。
by ravenono
| 2013-10-29 01:06
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