木のテーブルとKOCOMATSU
KOCOMATSUに木のテーブルを置くための準備を始めました。KOCOMATSU正面のステンドグラスの光を感じながら、ゆったりと美味しい飲み物を楽しみたいというイメージがきっかけです。
KOCOMATSUのステンドグラスを製作した石戸谷氏が、さり気なく「このステンドグラスのところにテーブルがあったらいいだろうな」と呟きました。その言葉が、ずーっと心の隅で巡っていました。 とは言うものの、スペースのイメージに合ったテーブルとなれば、簡単には手が出ません。思い描きはするものの、実現は難しいものです。 椅子の設計は比較的スムーズでしたが、テーブルは何度スケッチしても納得には至らず時間が流れました。自分の考えを実現させることよりも、作り手が納得できるものがいいという考えがはっきりしたところで家具作家の都築氏に、声を掛けました。 正直、予算が心配でしたが、KOCOMATSUのカンパ金は皆さんのために還元すると決めて活動して来ましたから、思い切ってお願いする事にしました。 カンパ金は残りませんが、新しい場が生まれます。テーブルは20代頃から拘りがありました。席を同じくすること。同じ場に並び、会話し、食事をし、飲み物を頂く。特別な空間を演出してくれるなかなかの優れものです。役割はシンプルだけれど、そこにはかけがえのないいのちの時間、共に過ごす貴重な時間が染み込み、ゆっくりと変化し続ける。 心にも身体にも優しさや寛ぎをくれる小さなスペース。心地良くて、好きになってしまい、離れ難く、また会いたくなる。言葉は無いのに、何かが聞こえてきそうなテーブル。KOCOMATSUの空間と一体化するものが生まれてくれたらいいだろうなと思う。 ただのテーブル?心が思わず、ここに居たいと感じるような場を差し出してくれる小宇宙なのだと思うのです。フリーハンドで形を描き、そのまま仕上げて欲しいなという事だけお伝えしました。はてさて、どうなるのか楽しみです。 奥さんとお子さんふたりと一緒に生きるようになって、きっと生活の空気が混じったテーブルが生まれるような気がします。 間に合わせで使ってきた折りたたみのアウトドア用のテーブルも、それなりに頑張ってくれました。人数が多い時は、助っ人で活躍してくれるでしょう。 ただ主役はイタヤカエデのテーブルにバトンタッチになるでしょう。高さを変化させ、全体のレイアウトを工夫できるようお願いしています。KOCOMATSUがさらに心地良いスペースになってくれることを願っての決断。もう計画は始まってます。
by ravenono
| 2015-02-15 18:58
| KOCOMATSU
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